この記事の内容
- アーユルヴェーダビギナーでも読みやすい本
- アーユルヴェーダを独学するのにぴったりな本の紹介
※5分程度で読めます。5分後にはあなたの望むアーユルヴェーダ本が手に入るはずです。
アーユルヴェーダの独学オススメ本を紹介!
私、MISAKIはアーユルヴェーダの本をほとんど全てといっていいほどと読み漁ってきました。
その中でビギナーから上級者まで使える、おすすめの本をご紹介していきます。
これからアーユルヴェーダのスクールに行く予定でも、自分である程度勉強しておいた方が先生から学べる内容はさらに深くなります。
なので、これから学校に通う予定の人ももちろんのこと、自分やご家族に使う人は本でアーユルヴェーダを勉強しておいた方が学習効率が何倍にも上がります。
というわけでアーユルヴェーダを学びたい人は、まず本を読んでみるのがおすすめですよ。
新装 インドの生命科学アーユルヴェーダ
新装 インドの生命科学アーユルヴェーダ
オススメ度★★★★★
アーユルヴェーダを入門からしっかりと知りたい人はまずこの1冊を入手しましょう。
こちらの本はアーユルヴェーダを始めたばかりの方におすすめの本です!一冊で体質診断、体の不調チェック、季節の過ごし方、トリドーシャの時間、不調に対するアプローチの方法など、しっかり書かれています。
食事に関しても細かい表がたくさん載っているので、これを網羅すれば普通の個人サロンでのスクールはほとんど通わなくても良いレベルになれるでしょう。
これ一冊でアーユルヴェーダの基礎はしっかりと学ぶ事ができます。それぞれの項目を詳しく知りたいと思ったら、この本をベースとして別の本を見てみるとさらに知識を深めることができます。
ただし、カラーのページはなく、何となく雰囲気でアーユルヴェーダを実践してみたいと思っている人には読むのが少し大変かもしれません。
価格以上の圧倒的に充実した内容なので、アーユルヴェーダを学ぶ上でこの本は必読書といえるでしょう。(このブログもしょっちゅう参考文献としてこの本を使っています)
本当の自分を取り戻すアーユルヴェーダ
本当の自分を取り戻すアーユルヴェーダ
オススメ度 ★★★★☆
この本は英語から日本語訳されたアーユルヴェーダの本です。
基礎的なことがたくさんのイラストと共に載っています。
イメージでトリドーシャやグナなどを見て覚えたい人はこの本がオススメです。
この本は、トリドーシャの性質的や6味、季節のドーシャなどの性質がイメージと文字で一目瞭然で書かれています。
なので、文字だけの本ではちょっと難しいと思ったり、すぐにその性質を調べたい場合などはパッと見でわかるので辞書的にも使えます。
アーユルヴェーダ 日常と季節の過ごし方
アーユルヴェーダ 日常と季節の過ごし方
オススメ度 ★★★★☆
この本は、アーユルヴェーダの季節の過ごし方が書かれた「アシュターンガ・フリダヤム」の要約バージョンです。
季節や時間、体質によって、するべきこととそうでないことが書かれています。
文体は少し難しく、アーユルヴェーダの基礎的なことがまだわからない状態だと、理解するのが難しいかもしれません。
でも、基本的なトリドーシャやその性質、季節と体との関わりなどを知っていたら、この本を読んでみましょう。
アーユルヴェーダの理論に沿って、健康になるための季節と日常の過ごし方がしっかりと書かれています。
また、アーユルヴェーダ的な生活がしたい人はこの本を手に入れて試してみるのも良いでしょう!
本格的にアーユルヴェーダを学びたい人は絶対に手に入れておきたい本です。
なぜ人は病気になるのか「アーユルヴェーダで超える健康と病気」
なぜ人は病気になるのか
オススメ度 ★★★★★
これは私のお気に入りの本です。
私は以前、アーユルヴェーダは病気と戦うものと認識していましたが、実際はその病気は生命力が作り上げたサインなんだよという、ダイナミックな考えを説いた本です。
アーユルヴェーダの基礎的な知識はもちろんのことながら、著者の上馬場先生は現代医学の知識をもってアーユルヴェーダの理論を見事に説明しています。
アーユルヴェーダの理論はわかったけど、現代医学で言うとこれは一体同説明するの?と知りたい人におすすめの本です。
これ1冊できちんとわかるアーユルヴェーダ
これ一冊できちんとわかるアーユルヴェーダ
オススメ度 ★★★★★
アーユルヴェーダ初心者で、文章をたくさん読むのが苦手という人におススメの本です。
女性向けらしいカラーのかわいいイラストが描かれているので、イメージでしっかりと基礎を学びたい人にはおすすめです。
レシピなども載っているので、アーユルヴェーダを全体的に試してみたい人はぜひとも買っておきましょう。
ただ、本格的に学びたい人には少し物足りないかもしれません。
アーユルヴェーダとヨーガ
アーユルヴェーダとヨーガ
おすすめ度 ★★★★★
アーユルヴェーダで体のことを知ったから、心のことをもっと知りたい!と思った人にオススメの本です。
アーユルヴェーダとヨーガがそれぞれ書かれていることはもちろんのこと、それぞれのつながりや、ヨーガの経典にかかれた人間の心と魂のことについてもしっかりと書かれています。
西洋医学的な観念から、どうしてアーユルヴェーダの方法が結果を出しているのかなどの考察もされているので、アーユルヴェーダを科学的な視点を加えたい人にはとても読みやすい本です。
これも私のお気に入りの本です。
アーユルヴェーダと同時に、切り離すことのできない精神世界をしっかりと学びたいと考えている人は、この本はしっかりと手に入れておきましょう。
アーユルヴェーダ実践BOOK
アーユルヴェーダ実践BOOK
オススメ度 ★★★★☆
こちらは初心者だけど、健康に暮らしたい!アーユルヴェーダをかじりたい!という方にオススメです。
ヨガをやっていて、アーユルヴェーダに興味があるという人も入りやすい内容です。
それぞれの体の状態ごとのオススメヨガがあるので、ヨガをやっている人はぜひとも入手しておきましょう!
アーユルヴェーダとマルマ療法
アーユルヴェーダとマルマ療法
オススメ度 ★★★★☆
アーユルヴェーダを知って、それをもっとマッサージに活かしたいという人におススメです。
サロンをやっていて、触っている部分がどのマルマか、そのマルマはどのようなエネルギーバランスに影響を及ぼすかが図解と共にしっかりと書かれている本です。
マルマは経穴とは異なり大きさも様々ですが、やはり人間という生物を解剖してみたものなので似通っているものばかりです。
中医学の経穴を知っている人は、それと比べると非常に深くて面白い内容です。
もちろん、体への作用だけでなく、精神やスピリチュアリティへの作用も書かれているので、普段の施術の知識にプラスアルファをしたい人は必見です。
ボディケアセラピスト必読の一冊。
アーユルヴェーダとアロマテラピー
アーユルヴェーダとアロマテラピー
オススメ度 ★★★★☆
アーユルヴェーダを学んだから、それをアロマテラピーと合体させてボディケアやメンタルケアを行っていきたいと思っている人におススメの本です。
各ドーシャチェックはもちろんのこと、アロマの各ノートとドーシャとのかかわりから、それぞれのアロマオイルがどのドーシャに作用するかが書かれたものです。
あなたがお気に入りの香りは、実は自分の体調の状態にピッタリと必要なものだった!というのが裏付けて説明できるのでとても面白い内容です。
アロマテラピーだけで終わりたくない、人の体質をしっかりと知ってケアをしていきたいと思う人は必読です。
このブログでもここからアーユルヴェーダの体のケアとして紹介している方法もあります。(参考:【アーユルヴェーダ】ヴァータが乱れたときのアロマオイル3選!)
もっと知りたい場合はぜひとも読んでみてください。
黄金のアーユルヴェーダ・セルフマッサージ 1日10分 伝統のデトックス法で奇跡の美肌
黄金のアーユルヴェーダ・セルフマッサージ
オススメ度 ★★★★☆
初心者は必見のセルフマッサージが大きな写真でわかりやすく載っています。
最初のドーシャチェックと体質の紹介は可愛らしいイラストで書かれているので、アーユルヴェーダが初めての人でもオススメ。
また、それぞれのマッサージでも各ドーシャのおすすめの方法が書かれています。
アーユルヴェーダの入門として、自分で体をケアしたいけれど、どのようにオイルマッサージをしたら良いのかわからない人にぴったりです。
耳、腕、おなか、脚、頭、顔など、部位ごとにアーユルヴェーダのセルフオイルマッサージの方法が書かれています。
日常のケアとして太白ごま油を使ってみたいと思っているひとは、キュアリングの仕方なども書かれているので、一冊何かマッサージ本が欲しいとおもったらこれで決まりです。
アーユルヴェーダ食事法 理論とレシピ──食事で変わる心と体
アーユルヴェーダ食事法 理論とレシピ──食事で変わる心と体
オススメ度 ★★★★☆
ドーシャチェックはなかなかしっかり目に書いてある上、レシピも作ってみて美味しいものばかりです。
毒出し完全スープ ~「いのち」をはぐくむアーユルヴェーダ式~
毒出し完全スープ ~「いのち」をはぐくむアーユルヴェーダ式~
オススメ度 ★★★☆☆
日本のレシピからスパイスを使ったアーユルヴェーダっぽいレシピまで、季節ごとに載っています。
アーユルヴェーダの料理をガッツリという形ではなく、季節にあったものを紹介するのがメインです。
どの季節にはどの食材を使ってどのように料理をしたら良いのかが軽く説明され、レシピは一人前で載っています。
晩御飯に迷ったらこの本を開いて材料を買いに行くのも良いですよ!
キッチンに1冊あると、料理のレパートリーがちょっぴり増える優れものです。
パーフェクト・ヘルス
パーフェクト・ヘルス
オススメ度 ★★★★☆
アーユルヴェーダを総体的な理論で、心・体・魂から見た健康をめざすのがアーユルヴェーダだ!というように述べている本。
基本的に文字で書かれていて挿絵は少ないですが、非常にわかりやすく理路整然と書かれているので、現代医学でもっとアーユルヴェーダを知りたい人や理屈をもってアーユルヴェーダを理解したい人、さまざまな例を読みたい人などにオススメです。
アーユルヴェーダという言葉を知っているけれど、どんなものか知りたいと思っている人には少し難しいかもしれません。
文章を読むのが苦ではない方や医学的な知識を持っている方なら、アーユルヴェーダの考えを理解しやすいものだと思います。
アーユルヴェーダを勉強したい人は、ドーシャ乱れによる病気の症状やメンタルの不調などがわかりやすく書かれているので、読めば深く知識をインプットできます。
ちなみに、Kindeアンリミテッド(読み放題のプラン)に入っている人は、この本を無料で読めます!
私も登録していて、何度もこの本を読んでいます。
これに登録すれば、アーユルヴェーダやヨガの本も月々たったの900円程度で読むことができるので、1か月1冊読めば元が取れます。ヨガやアーユルヴェーダ、心理学、スピリチュアルを学んでいる人は入っておいて間違いありません。
気になる人は以下から登録できるので、参加してみてくださいね。
チャラカサンヒター
チャラカサンヒター
オススメ度 ★★★★★(上級)
チャラカサンヒターはアーユルヴェーダの古典書です。
これはがっつりチャラカサンヒターが書かれているサンスクリット語から、日本語と英語が同時に翻訳されている本です。
これを理解するのに先生から学んだり、実践を経ないといけませんが、この本がアーユルヴェーダの知識のベースです。
アーユルヴェーダを学び始める人でも、これがあると良いといわれていますが、本を読むことから始めるビギナーにとってはハードルが高いことは確かです。ちなみに、値段も30000円ほどします。
あると非常に便利ですが、ビギナーは一番最初の本(「新版インドの生命科学アーユルヴェーダ」)の方が注釈や具体的な方法、カワイイ絵が描いてあるのでわかりやすくて良いと思います。
スシュルタサンヒター
スシュルタ・サンヒター
オススメ度 ★★★★★(上級)
こちらもチャラカサンヒター同様にアーユルヴェーダの古典書が日本語訳されたものです。
初心者からこの本で勉強できればなお良いのですが、なかなかその環境にない場合はこの本の入手は後々でも良いでしょう。
こちらもお値段は40,000円くらいで、百科事典の厚さがあります。
アーユルヴェーダに慣れてきたら買ってみて、更に深く勉強すればなお良いでしょう。
アシュターンガフリダヤム
オススメ度 ★★★★★(中級~上級)
こちらもアーユルヴェーダの古典書です。
上で紹介した「日常と季節の過ごし方」の全編バージョンのようなものです。
この本はアーユルヴェーダの第一人者でいらっしゃる稲村先生、シャルマ先生の自費出版です。
購入は上記のウェブサイトからできます。
この本はサンスクリット語と日本語訳がしっかり書かれています。
季節の過ごし方なので、春にはどんなことをして過ごせばいいなど、事細かく記載されています。アーユルヴェーダ初心者でも言葉を勉強しながら読むこともできますし、アーユルヴェーダ中級者になればスイスイ理解できますよ!
アーユルヴェーダをつかって健康を目指す方はこれを持っておいて、どんどん試すことをおすすめします!
アーユルヴェーダの基礎知識は本がお得
アーユルヴェーダの基礎的な知識は、どの本を読んでも同じことが書かれているうえ、スクールでも同じことから解説されます。
なので、本格的にスクールで学ぶ上でも、用語やアーユルヴェーダの独特の概念に慣れておくことで、圧倒的に自分の学習効率を上げられます。
もちろん、自分の家族の健康を守りたい人や、自分の健康維持や促進に役立てたいと持っている人は、1冊読むだけで新しいレシピが手に入ったり日常の生活をどのように気を付けてみようなど、新しい目標や実践のめどが立つはずです。
今回ご紹介した本をアーユルヴェーダを勉強して、あなたの目標を達成させるためにぜひとも読んでみてくださいね。
今回ご紹介した本一覧
アシュターンガフリダヤム
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