



寒い冬はヴァータが乱れる季節です。あなたはちゃんと心と体のケアをしていますか?
今回はヴァータが乱れる季節にピッタリな対処方法をご紹介していきます。最後まで読んで、アーユルヴェーダを実践してみてくださいね。
こんな方におすすめ
- 冬に体調が悪くなりやすいのでケアしたい
- 乾燥肌になりがちなので、若々しさを保ちたい
- ヴァータ(風のエネルギー)の乱れの具体的な症状を知りたい
- ヴァータ(風のエネルギー)を整える方法を知りたい


関東地方の冬はヴァータが増える!
関東地方の冬はヴァータという風の性質が一気に乱れます。
関東地方といっても、雪が降らない平野部がこの傾向が強いです。
ヴァータは風の性質で、「乾燥」「冷たい」「軽い」などの性質を持ち合わせています。
ヴァータは人間の体を作るエネルギーであると同時に、地球環境も作り上げています。
なので、同じようなエネルギーが周囲にあり、それを取り込むことが多くなると「増悪」といって体のバランスが崩れます。
アーユルヴェーダでは6つ健康の段階がありますが、それが崩れてくる第一歩として現れてしまうのです。


さて、関東地方の冬は空気が乾燥していて、カラッと寒いですね。
この関東の冬はヴァータの性質そのものですね。
乾燥して軽い空気、冷たくなった手足。
こんな環境だと体内のヴァータはかんたんに乱れてしまいます。
なので、増えてしまったヴァータを落ち着かせるために、体をケアしてあげましょう!
今回はヴァータが乱れたときの体や心の状態と、その対策方法をお伝えしていきます。
冬場のヴァータの乱れの兆候はこれ
ヴァータ体質でなくても冬場にはどうしてもヴァータが乱れてしまいます。
その時の予兆をご紹介していきます。
もしあなたに当てはまるものがあったら、ぜひともその部分からケアしてあげてくださいね。
肌が乾燥してしまっている
肌が乾燥してしまっているのは完全にヴァータの乱れです。
「乾燥した」という性質は、体内のヴァータが多くなりカファのバランスを減らしている状態です。
なので、みずみずしさを失ってかんたんに肌がひび割れたり、皮膚に粉が吹いたようになってしまいます。
こういった場合は、皮膚上の保湿と体の中からの保湿をしてあげましょう。
オススメはゴマ油を使ってオイルマッサージをしてあげることです。
ゴマ油は体を温める作用があり、過剰になってしまったヴァータを下げてバランスを整えてくれます。
オイルを少し温めてマッサージしてあげると体が温まりますよ。
その時の心地よさはヴァータのせかせかした心を落ち着かせてくれるものでもあります。
太白ゴマ油を使って、好きなアロマを数滴垂らしてのマッサージもおすすめですよ。
お腹にガスが溜まってしまう
お腹にガスがたまり始めたり、おならが臭くなってきたらこれはヴァータが乱れていると考えておきましょう。
ヴァータドーシャは人の体の中では「大腸」に多く存在しています。
なので、大腸の働きが正常でないときはヴァータドーシャの乱れを疑いましょう。
大体大腸が乱れているときは、お腹の中が乾燥してしまっていたり(大腸まで水分を運ぶ食べ物をとっていないときに多いです)。
精神的・肉体的なストレスがダイレクトに影響していることが多いでしょう。
特に精神的ストレスは消化器官に影響を及ぼしやすいのです。
「最近なんか頭の中が散らかっている」と感じると同時に腸の動きがおかしいと思ったら、ストレスを疑いましょう。
この場合は瞑想をしてあげたり頭の中に入ってくる情報和や減らしてあげることが、ヴァータのバランスを整えるためのコツです。
手足が冷えてしまう
手足が冷えてしまうのもヴァータの乱れです。
ヴァータは「動く」というエネルギーを持って体を支えています。
なので、体の循環系はヴァータのエネルギーのおかげなのです。
しかし、いったんヴァータが乱れてしまうと、血液循環がうまく行かなくなって、体の末端である手足が冷えてしまうのです。
緊張したときに手が冷えて冷や汗を書くのもヴァータの乱れです。
なので、これは温めてあげることでダイレクトにバランスを整えられるでしょう。
疲れがたまりやすい
疲れがたまりやすいのは、「動く」というヴァータの要素を多く持ってしまっているからです。
ヴァータは「動く」という性質があります。
それはもちろん体の中の血液や神経が動くということ。
さらに、人が活動するといった意味の「動く」でもあります。
なので、働きすぎてしまっている人や、長い間携帯などをずっと触っていて情報過多になってしまっている人が、疲れやすいとしてヴァータが乱れます。
この「疲れやすい」というのは体が「ちょっとヴァータ乱れてるからカファ上げてバランス取るよー」というサインなのです。
カファはヴァータとは正反対の性質で「重い」や「静止」などの性質があります。
体は「ちょっとこのままだと限界きちゃうよ……。」と察知して、わざと疲れやすくしています。
なので、疲れがたまりやすいときはリラックスして休んであげることが何よりも大切です。
無理しすぎるとさらに原因不明の体調不良に見舞われるので、ここで海布をつんでおくことが大切ですよ。
ヴァータを整えるのに最適な方法は?
それでは、ヴァータと整えるのに最適な方法はどのようなものでしょうか?
心と体とどっちが原因かわからずにヴァータが乱れていそうと思った場合は、とりあえず何でもいいからやってみましょう。
考えすぎることは余計にヴァータを乱します。
やってみて違ったら次ー!といった軽い気持ちでトライしてみてくださいね。
でも、心と体はつながっているので、どれも正解なはずですよ。
体を温める
体を温めることはヴァータの「冷たい」という性質を抑えてくれます。
ヴァータが増えてしまったときは、体が乾燥するだけでなく冷えてしまいます。
そのときには、湯船に使ったりサウナに行ったりして体を温めましょう。
普段からカイロなどを使って体を温めてもいいですね。
その際は身体全体があたたまる足裏や、太い動脈が通る股関節あたりにカイロがあたるようにすると良いですよ。
また、温かい食べ物を食べて、体の中から温めるようにしましょう。
このときに夏にできる食べ物を食べると、体が冷えがちになってしまいます。
なので、できる限り冬は根菜類を中心に食べていくと、体の冷えが取れて、ヴァータのバランスが整いますよ。
オイルマッサージをする
オイルマッサージはヴァータを整えるのに最適な方法です。
特にゴマ油を使って行うマッサージがおすすめです。
ゴマ油は体を温める作用があることが知られています。
冬のひんやりした空気によって冷えてしまった体を外側からしっかりと温めてあげましょう。
このときに普段使わない筋肉を軽く刺激してあげることで、さらに結構が良くなって温まりやすくなりますよ。
太白ゴマ油のキュアリング方法
以下の記事にオススメのオイルである「太白ゴマ油」を使う方法を説明してあります。
ぜひとも目を通して効率的に体を温めてくだいね。
続きを見る
太白ごま油のキュアリングの方法【アーユルヴェーダ若返りオイルの作り方】
ヴァータを整える食事をする
ヴァータを整える食事をすれば、体内からヴァータを整えられるのでおすすめです。
どんな食材がヴァータのバランスを整えてくれるかというと、「甘いもの」「しょっぱい」「酸っぱい」味の食べ物です。
これらの味は基本的に人工香味料や嗜好品は除いたものとして考えてください。
例えば、甘いものなら米やサツマイモ、トウモロコシなどのデンプンを含むエネルギー源になるようなものです。
小麦はヴァータを乱してしまうので、パンは控えるとよいでしょう。
ちなみに、ヴァータが増えている人や増えやすい人は、食事のときによく噛まないで短時間で済ませることが多いです。
これもヴァータを乱す原因になります。
なので、できるだけよく噛んで甘みを感じて、ゆっくり食べるようにすると良いですよ。
早く寝る、少し長く寝る
早く寝る、少し長く寝る、これはヴァータを休めるのにかなり適しています。
ヴァータが上がっている人はなかなか落ち着けなくなってしまっています。
ヴァータがあがりすぎると自分で寝付けなくなり、夜中に目がギンギンに冴えてしまう場合があります。
そうなる前に、できる限り自分で休もうとするように心がけることです。
「あれをやらなきゃいけない!」と焦る気持ちがあったとしても、あなたの体が持たなければそれは続けられません。
まずは体を休めれば、パフォーマンスも上がり、焦りもなくなります。
なのでしっかりと体を休めましょう。
ヴァータを整えて寒い乾燥した季節を乗り切ろう!
ヴァータが上がってしまうとソワソワして1つのことに集中できずに、結局いろんなことに手がつかなくなります。
私も冬はそうなってしまいがちなので、ホットミルクを飲んでゆっくり過ごします。
一週間すべて用事が詰まっていて、ゆっくりできる時間が全くない人は、あえて「この日は何もしない日」というスケジュールを設定して見てください。
すると、次の日からの体の軽さが変わるはずですよ!
ヴァータを整えることは万病から身を守ることです。
全ての対策は、簡単故に面倒臭がったり後回しにしてやらなくなってしまうことが多いですね。
なので、このページを読んだあなたはぜひともヴァータを整えて冬だけではなく、万病に強い体を目指してくださいね。